ライフステージごとの支援
医療的ケア児がライフステージ(在宅移行期、幼児期、学齢期)ごとに利用できる様々な支援があります。将来を見通しながら安心して在宅生活を送ることができるよう、主な支援についてライフステージに応じた全体像をまとめています。
医療的ケア児のライフステージごとに関わる
支援についての一般的な流れ
在宅移行期
退院後の自宅での生活に向けて、病院は主治医、看護師、MSW(メディカルソーシャルワーカー)、病院外は訪問看護師、保健師、相談支援専門員、金沢市医療的ケア児等コーディネーター等に相談しながら、在宅での支援体制を整えていきます。
幼児期
落ち着いて自宅での生活を過ごすことができるようになってくると、日中の通所先である児童発達支援の利用、看護師を配置している保育園等の利用、就学に向けての準備などを相談支援専門員、金沢市医療的ケア児等コーディネーター、金沢市保育幼稚園課、金沢市学校指導課等に相談しながら進めていきます。
学齢期
学校での教育の場としては、主に小学校・中学校、高等学校、特別支援学校があります。小・中学校では、学校看護師が主治医の指示のもとで医療的ケアを行っています。また、放課後の子どもの通所先として放課後等デイサービス等があります。